2020.08.26PM
◆世田谷区立太子堂小学校
◆教員研修・120分
◆『コミュニケーションのコツ〜保護者対応から高学年女子対応まで〜』
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今年度最初の学校での研修をやりました。
こちらは毎年みつばちを呼んでくださっている学校です(ありがとうございます!)。
今年のお題は保護者対応や高学年女子対応ということで、コミュニケーションをうまくとり、いい関係を作るコツのようなものをお伝えしました。単にノウハウというよりも、保護者や思春期の子の状況に思いを馳せる視点をお伝えし、そこからこんな手立てが考えられるよね、というお話。
もちろんコロナ禍の影響についてもお伝えしつつ、それらをふまえた質疑応答も行いました。
*
「高学年女子の叱り方」について質問をいただきました。私たちみつばちはなかなか叱る立場にならないので、どのように先生が悩まれているのかを聞きつつ、私たちの立場からお伝えできることをお伝えし、また経験豊かな先生方の実践もうかがいつつ…というさまざまな視点からそのテーマを考える時間となりました。
また、コロナ禍によってより一層難しい状況になったように感じられる長欠やゲームとの付き合い方などについての具体的なご相談もありました。
私たちみつばちにとっても、先生方からのコメントやご質問をきっかけに見えてくるものも多く、気づきのある時間でした!
***
みつばちでは、学校での教員研修を承っています。コロナ禍で研修や講演会自体持ちづらいかとは思いますが、機会がありましたらぜひよろしくお願いします!
【みつばち配信8月号 語ることでこぼれおちるもの】
新装開店みつばちのfacebookライブ配信。
これまでは保護者の方向けにコロナ期の暮らし方をきっかけに話しておりましたが、テーマトークにしてやっていこうというリニューアル第一弾でした。 記念すべき最初のテーマは《語ることでこぼれおちるもの》。
日曜日に人類学者の磯野真穂さんをゲストに行った専門職向けイベント《語ることで見えるもの・見えなくなるもの》のスピンオフのようなテーマにしました。 社会構成主義。同じ世界を見えてないのだとしたら…ふわっとした共有でどうしてやっていけるのか。アナログ・デジタルの処理の負荷。昔はどうだった?。認知や知覚に偏ることでこぼれおちるもの。感覚。五感。などなど。 (覚えているキーワードを羅列しても、一体何のことやらという感じですね…笑)
みつばちの2人は案外こういう話を真剣に考えながらするのが好きなのですが、ご視聴いただいた皆さまはいかがだったでしょうか…(どきどき)。ぜひご感想うかがえるとありがたいです。 そして、最後通信の不具合でばたばたしてしまって終わり方が中途半端ですみませんでした。
【開催御礼:語ることで見えるもの・見えなくなるもの】
2020年夏のみつばちの一大イベント、人類学者の磯野真穂さんをゲストに《語ることで見えるもの・見えなくなるもの》を開催しました。60名ものご参加を賜りありがとうございました! まさにタイトルの通り、語ることで見えるもの・見えなくなるものってあるよね…ということを、文化人類学の知見を中心として磯野さんに話題提供いただき、そこからのトークセッションをお送りしました。
ご参加の皆さまにはチャットでコメントをいただきましたが、とても活発に飛び交うコメントがとても熱量を感じ、オンライン越しではありますが、皆さんでさまざま考える時間を共有できたと感じます。
入りたくなる箱。入れ物が提供する物語。物語が生むコミュニケーション。 そしてその危うさ。臨床の専門家が自覚しておいたらよさそうなことがいくつも頭をよぎりました。 途中、通信環境が不安定になり、途切れてしまった時もありました。申し訳ありません。またオンラインイベントを開催する際には改善できたらと思います。
*
そして。 8月4日(火)21時より、みつばち2人で《語ることでこぼれおちるもの》というオンライン配信(無料、このみつばちFacebookページにて)を行います。磯野さんとのイベントを振り返る、後夜祭のようなものになれば…と思います。もちろんイベントにご参加されてない方でも楽しめるようにお伝えしていきたいと考えています。ご興味ある方、お時間ある方、ぜひよろしくお願いいたします。
【保護者向け配信vol.5配信終了しました!】
6月22日(月)、保護者向けオンライン配信「コロナ中の暮らし方・考え方」第5回を行いました。ご視聴・コメントいただいた皆さま、ありがとうございました。
今日もいろんなテーマ飛び交う回となりました。 この仕事の喜びって何だろう。成長をフィードバックすること。環境との相互作用の大切さ。勉強する意味。勉強して得るものとは…。 二人の視点の違いがさまざまなテーマで明らかになった今回(笑)。出来事の味わい方・捉え方はさまざまあって面白いなぁと思いました。
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さて、「コロナ中の暮らし方・考え方」と題してお送りしてきたこの保護者向けオンライン配信。今後は装いも新たに、コロナに限らない入り口から始められたらと考えております。 リニューアル第1回は8月上旬を予定しています。 保護者の皆さま向けに、ラジオっぽさを強めて、テーマ・トピックをもっと深掘りできたらと思っています。どうぞご期待ください。 ※これまでの動画が期せずして(手違いで)「期限切れ」となり閲覧できなくなってしまいました…(悲しい)。そういう意味でも、新しいみつばち配信をどうぞお楽しみに!
【保護者向け配信vol.4終了しました!】
6月4日、保護者向けオンライン配信「コロナ中の暮らし方・考え方」の第4回を行いました。ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!コメントもたくさんありがとうございました。
学校が再開され、季節もすっかり夏の気配というところで、いろいろ感じるところが違ってきている今日この頃。
今日は睡眠(特に入眠時)の話、子どもの寝相の話、専門的な関わりって専門家じゃなくてもできる話、記憶のネットワークの話、記憶の可塑性の話などなどお送りしました。
【保護者向け配信vol.3終了しました!】
5月14日、保護者向けオンライン配信「コロナ中の暮らし方・考え方」の第3回を行いました。ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!コメントもたくさんありがとうございました。
読書感想文の話、国語の大問の話からの、「なぜ学校に行くのか」、公立校の良さ、想定されたこと以外との出合い方、曖昧さを抱えること、関係性に名前を付けるのは良くないなどなど、哲学寄り・人文寄りなトークとなりました。
楽しく話していたら、あっという間の45分(実際には65分)、話したりないこともたくさんあったので、ぜひ続きはまた今度よろしくお願いします☆
【腹をくくってwithコロナ 楽になる子育て2.0】
2020年5月7日21時30分~22時30分
時間芸術家TOPAさんとみつばちの2人による、上記のライブ配信終了しました!
ご視聴・コメントいただきありがとうございました。
(※はじめテクニカル面で混乱が生じて申し訳ありませんでした)
TOPAさんの軸がはっきりしながらの子育て実践や、みつばち・初川の“頭では「してはいけない」と思いつつついやってしまう「捨て台詞」”な子育て(とその反省)をベースに、皆さまのコメントもいただきつつ、思い思いに語る1時間。
「自分の安心感を担保する」
「あきらめる」
「子どもが選択する」……あたりが今日のホットワードでしょうか。
TOPAさんありがとうございました!
またリアルなコラボWSなどお願いします☆
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さて、来週木曜日21時からは、またみつばち配信です。
みつばち2人で配信するのを2週に1回ずつ定期的にやる試み。
今度の回は、コロナの話も子どもとの関係ももう皆さんお腹いっぱいかなと思い、そうでない、大人のいろいろを話してみようかと思って準備をしています。みつばちとゆるっと、ほっこり。また来週もよろしくお願いします!
【保護者向け配信vol.2終了しました!】
4/30 21時より、保護者の皆さま向け配信「コロナ期の暮らし方・考え方」を行いました。
ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!
たくさんのコメント(80も!)ありがとうございました!
前回まじめにやりすぎたことを反省しての第2回、三木先生念願の“ゆるい”配信がきっと叶ったことと思います(笑)目指すところはラジオっぽい、いろんなコメントを拾いながらの、なんかゆるっとほっとするひととき。
今日は、三木先生の「約束」エピソードからの、テレビやゲームとの付き合い方等についてお話が出ました。
また、第3回を計画したいと思います。
よろしくお願いします!
そして、来週5月7日(木)21時30分からは、「腹をくくって"Withコロナ"楽になる子育て2.0」をクリエイティブラーニングがご専門のTOPAさんとコラボでお送りします。
(あぁ、このタイトル今日言えばよかった…!語感の良いタイトルをTOPAさんが付けてくださいました)
そちらもどうぞご視聴・コメント投稿よろしくお願いします!
【保護者向けオンライン配信~コロナ中の暮らし方と考え方~】
2020年4月19日 10時~10時45分の45分間、
みつばち初のオンライン(facebookライブ)配信を行いました!
ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました!
配信中は視聴されている方からのコメントを取り上げつつ、
さながらラジオ放送のように、みつばち2人が思うことを話しました。
コメントいただいた皆さまありがとうございます!
双方向な感じ、私たちはとっても楽しかったです。
皆さまはいかがでしたでしょうか。
初回ということもあり、この状況をどう捉えるか、どんなことを心配しているか、
そんな広い話が多かったかなと思いました。
また開催してほしいという嬉しいお声をいただきました。ありがとうございます!
2020.03.04PM
◆世田谷区立八幡小学校
◆教員研修・90分
◆『発達障害のキモチ〜擬似体験を通して学ぶ発達障害』
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別の学校でみつばちの講演を聞いてくださった先生が、「自校でもぜひ」と呼んでくださったこちらの学校。
(ありがとうございます!)
90分なので、少しだけ短縮バージョンの《発達障害のキモチ》を行いました。
休校のタイミング、ちょっと落ち着いて、これまでの先生方の実践を振り返る機会となれば幸いです。
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2019年度の学校訪問型みつばち活動はこれにて終了です。ご依頼くださった皆さまありがとうございました!
2020年度のご依頼、続々といただいております。教員研修、保護者向け講演、専門家向け研修、ぜひよろしくお願いします!
2020.02.27PM
◆練馬区立北原小学校
◆学校保健委員会(保護者向け)・120分
◆『発達障害って何だろう?』
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昨日に引き続き、活動してきました!
こちらの小学校はこれまでも教員研修で呼んでいただいたことがあり、今回は保護者向けでの講演でした。
保護者の方向けということで、専門用語使わず、丁寧にイメージしやすい言葉とエピソードでお伝えしました。
保護者の方々の真剣な眼差し、正しく理解しようとする意気込みがひしひしと感じられる120分。
いつもわかりやすく楽しい三木の話もいつも以上に親近感ある語りで絶好調✨
(ほんと今日の三木はすごかったです)
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この《発達障害のキモチ》コンテンツは、保護者向けに丁寧にフルでやると質疑応答込みで120分ぴったりでした。
見る・聞く・書く・読むの擬似体験と臨場感あふれるエピソードを通して、困っている子を理解する視点がより増える……。
そんなみつばちイチオシのコンテンツです。
保護者向けの自主開催イベントも来年度検討したいなと思える機会となりました!
【みつばち活動報告 23】
2020.02.26PM
◆江東区立第四大島小学校
◆教員研修・120分
◆“気になる子”の理解と支援
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初めてご依頼いただいた江東区の小学校に伺いました!
たっぷり120分、みつばちおすすめ
コンテンツ《発達障害のキモチ》をフルバージョンで実施。最後は事前にいただいていた質問にみつばち2人からコメントしました。
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フルバージョンの《発達障害のキモチ》では、見る・聞く・読むといった認知的な擬似体験のみならず、ADHDについての話では、実行機能に関する体験課題(ワーク)も体験いただいています。
普段の先生方なら簡単な課題も、指示を増やして環境設定を変えると途端に難しくなる。
「あれ?」「集中できなかった!」など、私たちみつばちからすると、狙い通りの反応をたくさんいただきました(笑)
「気持ちがわかれば、手立てがわかる」。
この《キモチ》コンテンツに込めた思いもたっぷりお伝えでき、あっという間の120分でした!
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発達研修ユニットみつばちでは、2020年度のご依頼を受け付けています。
教員研修(講演、コンサル)、保護者向け講演などお待ちしています!
ありがたいことに既に9月のご依頼を複数いただいております。
例年、夏休み期間から9月にかけてはご依頼が集中します。どうぞお早めにお問い合わせください。
2020.01.25 PM
◆都内公立小学校
◆ケースコンサルテーション 120分
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2020年最初の学校案件でした。
以前、研修(事例検討込み)にご依頼いただいた学校から再度ご依頼いただき、みつばちの2人でケースコンサルテーションに行ってきました!
「対象児童の観察、ケースコンサル」の予定でしたが、対象児童が体調不良で欠席だったため、ケースコンサルのみ行いました。
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1年間のまとめの時期、「今うまくいっていること」をどう次年度に引き継ぐか。
クラス替え、担任替え等の大きな環境変化が見込まれるにあたって、どんな準備が出来るか。
そして、例えば「毎年この時期は調子が崩れる」「毎年この時期はなぜか適応が良くなる」といった傾向をどう理解するか。
その辺りについて、関係する先生方、管理職の先生と一緒に検討してきました!
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みつばちでは、ケースコンサルも承っております。みつばちの2人の視点を掛け合わせて、先生方と一緒に検討したいと思っています。
ご依頼お待ちしております!
20.01.11
早稲田大学人間科学学術院 准教授 桂川泰典先生の研究室(学校カウンセリング学)をみつばちで訪問しました!
桂川先生のご専門は、臨床心理学・文化人類学。
対人援助場面で、〈人を見る・見立てる〉時に、人だけでなく、地域性、文化、歴史をふまえて見ること。
その人の人生を見ること。
そして、臨床家が成長すること、そのプロセスについてなど、さまざまディスカッションしました。
桂川先生のまなざしは深くしっとり。
語る際の言葉のセレクトがとにかく秀逸で、知的にしっとりする時間でした。
このしっとり感、人を見る際の大局をつかむ感じを皆さまとも共有したく。
みつばちと桂川先生の今後にどうぞご期待ください!
【みつばち2020はコラボyearに!】
あけましておめでとうございます。
昨年はさまざまご支援ご注目いただきありがとうございました。
>>>>>
発達研修ユニットみつばちの2020年は、
《コラボyear》とします!
<<<<<
私たちみつばちが「これは興味深い!」と思うトピック、「この先生、熱くて素敵!」と思う方とコラボレートしたイベントをたくさん開催したいと考えています。
(2019年11月の原田先生との《知的障害》イベントがとても面白かったので、もっとさまざまやってみようかと!)
「素敵なトピック・人 × みつばち」で、新しく刺激的な視点・学びを提供したい。
それが2020年 年初めの抱負です。
***
もちろん、みつばちから仕掛けていくだけではなく、通常の研修依頼も喜んでお引き受けいたします。
(既に2020年もコンサルや研修講師のご依頼をいただいています。ありがとうございます!)
従来のみつばち研修コンテンツも随時バージョンアップしながら講演しています。ご要望に応じて、新しいコンテンツも作成します。
日々新しくなりゆくみつばちにご依頼お待ちしています。
***
そんなわけで、
2020年、みつばち躍進の年にします。
どうぞよろしくお願いします!
2019.11.23 PM
◆みつばち主催イベント
◆支援職・専門家向け勉強会 150分
『今だから 今こそ “知的障害”』
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開催の3週間前にありがたいことに「満員御礼」となったこのイベント。
ついに、みつばちpresents 『今だから 今こそ “知的障害”』を開催しました!!
ゲスト講師として、東京家政学院大学の原田晋吾先生をお招きして、知的障害の専門家・原田先生と児童精神科医のみつばちの三木とが30分ずつの話題提供をしました。
それから、フロアからの質問をお二人中心に検討するディスカッションタイムを取りました。
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原田先生からは、
・知的障害とは何か(診断、歴史)
・“適応機能”という視点
・学校教育における知的障害への支援(カリキュラムなど)
三木からは、
・これまで関わってきた事例
・保護者が我が子の知的障害をどう受け止めるか、そのサポートとは
・支援者ができること
などをお伝えしました。
ディスカッションでは、
・“障害があることはダメなことなのか”という視点→知の多様性
・適応機能を高める支援の実際
・RTIモデルの実際
・高校におけるインクルーシブ教育
・STEAM教育、artについて
・知的な“遅れ”という伝え方について
などなどの話題が出ました。
どの話題もそれだけで長くディスカッションできそうな、広がりと深まりに富んだ切り口でした!
***
“エビデンスの原田”先生と、“まなざしの三木”、切り口は違えど、同じようなことを同じように熱く語っていました。お二人の視点の取り方やスタンスについても学びの多い会でした。
能力をどうにかするのではなく、その子がどういう環境だと最高のパフォーマンスが出来るか。多様性という視点がさまざまな領域で注目される中で、“かわいそう”ではない像をどう持ち、共有できるのか。
そのあたりが、私たちみつばち含め専門職の方々に問われているのだろうなと感じます。
***
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!(そして満員御礼でご参加出来なかった皆さまごめんなさい!)
みつばちではまたこのような機会を企画したいと思っています。リクエストお待ちしています!
2019.11.18 PM
◆世田谷区立池之上小学校
◆単P研修会(保護者、教員)75分
『みんなちがってみんないい
〜体験を通して学ぶ「発達障害」〜』
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表題のテーマで初川が講師を務めました。
発達障害への関心の高さか、ありがたいことに例年にないくらいの多くのご参加を賜りました。
“みんなちがってみんないい”という大きなお題をいただいたので、発達障害・発達特性という切り口から、ワークを通して発達特性のある子の気持ちを体験していただきました。
***
委員さんが事前に保護者アンケートを実施され、その結果をもとに組み立てた今回の研修。
保護者の方々の関心は「これって発達障害ですか?」にだいぶ集中していたように感じました。
大事なのは“発達障害かどうか”ではなくて、その子が何に困っているのか、そこをキャッチできるか。願わくばそのうえで、なんらかの手立てを取って、その子や周りの人たちがうまくやれるように工夫できたら…。
そのために、私たちみつばちは、発達特性のある子のおかれている状況を体験的に感じていただいたり、困った行動を取ってしまう背景をお伝えしたりしています。
そうして、発達特性のある子に対する視点が増える(困っていることを想像するレパートリーが増える)ことで、子どもたち全体をとりまく眼差しがあたたかくなる。
そう考えています。
***
今回は保護者の方々に多くご参集いただけたので、そのあたりのメッセージをはっきりとお伝えしました。
また、最後に事前にいただいた質問を含めた質疑応答の時間を取り、具体的な話も少しですがお伝えしました。
***
普段、私たちみつばちは、先生方向けの研修の機会を多くいただいていますが、保護者の方々の反応をダイレクトに感じながらお話できるのはとてもありがたく感じます。
池之上小学校の単P委員の皆様、先生方、ありがとうございました!
(★保護者の方への講演ご依頼、お待ちしています!)
2019.10.06 AM
◆東京都スクールカウンセラー 練馬区地域会
◆SCの勉強会・150分
『児童精神科医に質問する会』
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表題の枠組みで、三木を講師に、初川がコーディネーターとして勉強会がありました!
前半は、これまでのみつばちコンテンツの中から、リクエストをいただいた《保護者対応》についてを話題提供、また、三木が学校に入った際に感じること等をお伝えしました。
後半は、事前にいただいていた質問、当日フロアからいただいた質問について、三木が中心に答えたり、参加者の皆さまからもアイデアをいただいたりという、質疑応答タイムとしました。
***
“まなざしの児童精神科医”三木の考え方と、初川を含め、臨床心理士でSCをされている方々との考え方は同じところもあれば、違うところもあります。
視点の違いやスタンスの違いを通して、日頃の臨床を振り返るきっかけとなったら幸いです。
事例については、詳細うかがいながら検討したかったですが、なかなか時間的に難しいこともあり…。またこのような機会がある時は、その辺りもできたらいいなぁと思いました。
2019.09.18 PM
◆練馬区立北町小学校
◆教員研修 60分
『たくましい心を育てる』
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みつばち2人で行ってまいりました!
《たくましい心を育てる》というお題は、三木も初川も「これは自分の専門だ!」と言い合って、どっちがどう話すかで揉めるほど(笑)、私たちにとって大切なテーマです。
心の土台を育てることや不快な感情を抱えることについて、ワークを体験していただきながらお伝えしました。
***
質疑応答の時間もたっぷり取れたので、「お話を聞いて○年生のある子が頭に浮かんだのですが、例えば△△なとき、こう対応してるのですが、それってどうですか?」という質問を多くいただきました。
私たちのお伝えしたことが、具体的なお子さんの姿が浮かぶのはとてもよかったなぁと思います。子ども理解の視点や、介入の切り口を提供できたことを嬉しく思いますし、それが明日からの指導や支援の一助となればと願います。
※写真は、ワークに黙々と集中して取り組んでくださっている先生方のお姿です。
2019.09.15
◆Points of You 初級資格認定講座
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発達特性に関する直接のアプローチではありませんが、みつばちの2人がトレーナー(講師)となって、Points of Youの初級講座を開催しました!
Points of Youは、イスラエル発祥の主に写真カードからなるコーチングツール。
物事に対して新しい視点に気付きやすくなったり、視野を広げたりすることを比較的安全に行えるツールです。
その面白さ、奥深さをお伝えすべく、基本的な使い方や成り立ちを紹介する講座を開催しました。
***
Points of Youはセルフで・一対一で使えることはもちろん、集団でも使えます。
集団のダイナミクスを用いながら、遊び心満載で問題解決やチームビルディングが出来ます。
今後、そうした使い方もみつばちのコンテンツに入れられたらなぁと目論んでいます☆
2019.09.11 PM
◆練馬区立練馬小学校
◆教員研修 75分
『保護者に児童の特徴を伝えるときの工夫』
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みつばち2人で行ってきました!
初川から、保護者と繋がるときの工夫について、三木から、その中でも“発達特性のある保護者”と繋がる時のさらなる工夫についてお伝えしました。
その後、学校で既に対応の進むケースについてみつばち2人からコメントをしました。
***
私たちの用意していたものが、先生方にとって、痒いところに手が届くものだったようで先生方のリアクションがとても大きく、一体感のある研修となりました☆
ケース検討では、先生方がチームで対応されている手立てが素晴らしく、感心するばかりでした!また、今回表立って扱ってはいないもののコメントした“愛着”についても、さらっと触れただけでも伝わっている感触があり、頼もしい学校だなぁと感じました。
***
今日の感触をふまえて、“保護者との繋がり方”についても、みつばちのイチオシコンテンツとしていこうと思いました。
ご依頼お待ちしています!
2019.08.30 AM
◆墨田区立錦糸中学校
◆教員研修 60分
『通常学級の特別支援教育』
***
初めての墨田区での活動でした!
表題のテーマで、初川が講師を務めました。
中学校。義務教育の終わり。進路に向けて。先を見据えた支援が必要となると共に、教科担任制など、チームで対応することが小学校よりも求められてくるのかなと思います。
複数人で対応する際に大事なのはやはり子どもの困りごとやつまずきをどう理解するか、そこの共有だと考えます。
私たちみつばちは、発達特性のある子の気持ちや認知を理解する(想像して、対話して、把握する)ことで、そのお手伝いができると思っています。
***
60分だったので、ものすごい勢いで体験ワークを実施し、質疑応答を行いました。
質疑応答では、中学ならではのご質問(英語について等)や集団の中、学級の中で実際どのように手立てを実施するかの質問などをいただきました。ありがとうございました。
学習障害の生徒への観点別評価の扱いなど、指摘されて「あー、たしかにそれ、難しいですね…」と思う事柄も。中学校の先生方と、中学校における特別支援教育について、もっともっとディスカッションしたいなと思う機会となりました。
2019.08.28 PM
◆世田谷区立中丸小学校
◆教員研修 90分
『“気になる子”の理解と支援』
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今日は午後もみつばちの活動をしてきました!こちらは初めて呼んでいただいた学校です。
みつばちの王道コンテンツである《発達特性のある子の気持ち》体験ワークを通して、発達特性のある子が日頃どんなことでつまずいたり、しんどくなっていたりするのかについてお伝えしました。
その後、保護者とつながる繋がり方、また関係機関に繋ぐ意図とその繋ぎ方についてお伝えしました。
***
事前に管理職の先生方から、お力のある先生方が多いと伺っていましたが、その通りで、あたたかい眼差しをお持ちで、とても積極的に聞いていただいた印象です。
しかし意外と、当の子どもたちがどんなつらさや気持ちを抱いているかについて、なかなかそこまで具体的に想像する機会はあまりなかったようで、終了後に「そういうことだったんですね!とても腑に落ちました!」というコメントを多くいただきました。子どもたちの姿が思い浮かぶようなお話を提供できて良かったと感じます。
***
また、質疑応答がとてもとても充実していました。時間内のみならず、終了後も校長室にて個別にお話させていただきましたが、先生方のあたたかい眼差しと着実な手立てを講じていらっしゃることを感じるご質問やお話ばかり。質問に応えるというより「この子は先生と出会えて、本当に良かったですね…!」と思わず言ってしまうことが多くありました。
そして、愛着の課題につながるご質問も。
またの機会にじっくり愛着についてお話できることがあると嬉しいなぁと思います。
2019.08.02 PM
◆立川市小学校教育研究会 発達障害支援部
◆教員研修 120分
『発達障害の理解と支援』
***
立川市の小学校の先生方の研究会(発達障害支援部)の夏季研修会の講師を初川が務めました。
発達障害支援部に所属する先生方は、主に特別支援教室の先生方で、今日は部員以外のご参加も賜り、40名ほどご参加くださっていたのではと思います。
(夏の暑い日にご参加ありがとうございます…!)
テーマは《発達障害の理解と支援》と広いですが、オーダーとしては、特別支援教室の先生方が通常級でできる支援について担任の先生方と検討する際に役立つことをということでした。
また、3つ事例もいただいており、それぞれ[特別支援教室につなぐ程ではないが、通常級で苦戦する子どもの対応]、[子どもの様子を保護者にどう伝えるか]、[不登校と発達障害]という、とっても大事なトピック。
それを織り交ぜて、質疑応答込みの120分強でした。
3つのトピックについては、初川のこれまで対応してきたケースの話も交えて、大切だとして意識してやっている事柄やうまくいったこと、見落としがちなこと等、実践的でリアルな話をお伝えしました。
質疑応答では、「保護者に不登校経験がある場合に、なかなか問題が共有できない」、「不登校の子の中学やその後の進路の見通しと、そのために小学校でできることは?」など、小学校時代だけに留まらず、また、保護者含め子どもをどう支えるかについて質問いただきました。
それについても、日々の臨床で感じることやうまくいったこと等お伝えしました。
ご参加された先生方の熱気がとても伝わる研修会でした!先生方ありがとうございました!
またぜひお話しする機会があると嬉しいです。
2019.08.02 PM
◆立川市小学校教育研究会 発達障害支援部
◆教員研修 120分
『発達障害の理解と支援』
***
立川市の小学校の先生方の研究会(発達障害支援部)の夏季研修会の講師を初川が務めました。
発達障害支援部に所属する先生方は、主に特別支援教室の先生方で、今日は部員以外のご参加も賜り、40名ほどご参加くださっていたのではと思います。
(夏の暑い日にご参加ありがとうございます…!)
テーマは《発達障害の理解と支援》と広いですが、オーダーとしては、特別支援教室の先生方が通常級でできる支援について担任の先生方と検討する際に役立つことをということでした。
また、3つ事例もいただいており、それぞれ[特別支援教室につなぐ程ではないが、通常級で苦戦する子どもの対応]、[子どもの様子を保護者にどう伝えるか]、[不登校と発達障害]という、とっても大事なトピック。
それを織り交ぜて、質疑応答込みの120分強でした。
3つのトピックについては、初川のこれまで対応してきたケースの話も交えて、大切だとして意識してやっている事柄やうまくいったこと、見落としがちなこと等、実践的でリアルな話をお伝えしました。
質疑応答では、「保護者に不登校経験がある場合に、なかなか問題が共有できない」、「不登校の子の中学やその後の進路の見通しと、そのために小学校でできることは?」など、小学校時代だけに留まらず、また、保護者含め子どもをどう支えるかについて質問いただきました。
それについても、日々の臨床で感じることやうまくいったこと等お伝えしました。
ご参加された先生方の熱気がとても伝わる研修会でした!先生方ありがとうございました!
またぜひお話しする機会があると嬉しいです。
2019.07.25 PM
◆練馬区立光が丘秋の陽小学校
◆教員研修 120分
『校内で特別な支援を要する児童への具体的な手立て』
***
上記の小学校の児童理解研修会で、初川が講師を務めました。
発達特性のある子の理解と対応について、体験ワークを通して確認し、その後で、事前にうかがっていた事例(2ケース)について検討・助言を行いました。
対象児童の不適応行動がどんな理由によるものなのか、ベースとなるつまずきや困り感はどこかということを、はじめのワークを通してお伝えしました。
その後に事例検討という順番にしたので、不適応行動の背景が伝わった、共有されたのではなかろうかと思います。
質疑応答も活発に行われ、
・偏食への対応
・図工など、発想を求める課題への取り組み方の工夫
・漢字が苦手な子の理解と対応
について、質問をいただき、アセスメントから、中学高校を見据えた支援の中で小学校が何をどこからやるとその子の助けとなるか等お伝えできました。
(折り込みきれなかった部分をご質問いただき、ありがたい限りです…☆)
事例検討のために先生方が日頃の支援を振り返り、書面に細やかにまとめてくださったり、その中にきらりと輝く素敵な支援や子どもの見取りがあり…。先生方のまなざしがあたたかいなと感じる研修会でした。
2019.07.23 PM
◆練馬区立大泉学園緑小学校
◆教員研修 90分
『通常学級における合理的配慮』
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上記の枠組みで活動をしてきました!
初めておうかがいする小学校。
みつばちオリジナルの「発達特性のある子のキモチ」体験ワークを行い、子ども理解の視点や視野を広げ、そこから合理的配慮を検討しました。
手立てはさまざま提唱されていますが、どんな支援をどういう形で導入するか。
子どもの困っている状況や気持ちを想定した上で、その子に合う手立てが導入されるといいなぁと思い、《子ども理解》に重点を置いてお話させていただきました。
こちらの学校は今日終業式だったとのこと。
夏休みは私たちみつばちは、多くの学校や研究会で活動いたします☆
(お声かけいただき、ありがとうございます!)
2019.07.15 PM
◆みつばち主催イベント
◆『発達特性のある子の理解と支援 × Points of You』
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7/15(月祝)、私たち発達研修ユニットみつばちが支援者向けイベントを初めて開催しました!
イベント告知してから2週間での開催でしたが、想定を上回る11名のご参加を賜りました。
(ワークの特性上、8名程度の定員を想定しておりました)
◆WSの流れ◆
⓪Points of Youの考え方や使い方を知る。
①「発達特性のある子への理解と支援」について、みつばちが学校等でよく行う《発達特性のある子の気持ち》というコンテンツで体験的に学ぶ。(みつばちコンテンツを支援者向けにご紹介)
②イスラエル発祥の“視野を広げ、想像力を育むツール” Points of Youの代表的なワークで、「視点に気づく」「視点を動かす」醍醐味を体験。
③全体シェアリング
みつばちのコンセプトである「視点の提供を通して、すべての人たちへあたたかいまなざしが注がれる社会へ」と、Points of Youの「視点に気づき、視点を動かし、視野を広げる」がとても近い!……と思って企画したこのWS。
「子ども達への支援を考えるときに必要なのは、方法論じゃなくて、最後は想像力」と最後に三木は語りましたが、その辺りが体験として伝わったといいなぁ…と願うばかりです。
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ご参加者の感想をいくつかご紹介します。
⚫︎普段は自分からは語らないのですが、Points of Youだと話せてしまう。そして、終わった後は達成感というか、満足感のようなものを感じます。
⚫︎いろいろな思いが湧き出てきました!いろいろなケースや自分の働き方など、はっとさせられることがさまざまありました!
⚫︎最初の着眼点だけでは、(ワークの時間が)余ってしまうので、第2、第3の視点を持ってくることになり、きっとそれが子どもの視点なのだろうと気づきました。でも、視点を増やすためには、ある程度の時間が必要で、学校の中で常に子どもと走り回っている中で子どもの視点に立てる時間とゆとりを持つことが、これからの課題です。
ご参加された皆さま、ありがとうございました。
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体験を重視したワークショップ形式でのイベントは初めてだったこともあり、反応がダイレクトに返ってくるのでとても楽しく、学び多き時間となりました。
ぜひまたこのような会をやりたいなぁ☆…と思っています!今回ご参加できなかった方々、リクエストお待ちしています!
また、このようなWS形式の講師依頼もぜひお待ちしています!
「学校で教員の皆さまと」、「保護者向けで」、などなど。
みつばちとPoints of Youの掛け合わせで、日頃の支援を振り返ったり、気持ちと想像力を耕してみたりしませんか。
私たちが、研修などに参加した報告をお知らせします。
2019.06.23
先日、初川が開催した《Points of Youの初級講座》を三木が修了しました☆
※初川はPoints of Youの認定トレーナー(国際資格)です。
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Points of Youとは、イスラエル発祥の《視野を広げ、想像力を鍛えるツール》です。主に写真カードから構成されています。
Points of Youを使うと、
自分の視点に気づく
↓
視野が広がる
↓
・他者理解につながる
・問題解決に役立つ
ということが出来ます。
私たちみつばちのコンセプトである【「新しい視点」の提供を通して、あたたかいまなざしのある社会へ】にとても近いものがあると感じています。
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初川も三木も、Points of Youの可能性と面白さにどっぷりハマり、その面白さを皆さまに伝えるべく、
《Points of Youを使って、発達特性のある子の支援について考えるワークショップ》
を早速計画してみました!!(いいものはみんなでシェアしたいなと)
7/15 午後 東京・雑司が谷にて開催します。
みつばちのイチ押しコンテンツである「発達特性のある子の気持ち 体験」と共に、Points of Youの代表的なワークを行います。
みつばちにご興味のある方、日々発達特性のある子の支援をされている方、Points of Youに興味のある方…ぜひともお越しください。
昨年度末から、みつばちが発起人となり2つの勉強会が立ち上がりました。
私たちみつばちは、「発達研修ユニット」と銘打っています。
しかし、私たちが主に対象としている「子どもたち」は、不登校、虐待、両親の夫婦関係の問題、貧困など、発達の課題以外の困っていることを抱えていることも少なくありません。
日々、私たちみつばちは児童精神科医、スクールカウンセラー等として仕事をする中で、さまざまな他機関と連携しています。
その連携先である機関では、どんな対応がされているのか、そこでの難しさや工夫はどんなものがあるのか。そこで働いている方は現状にどんな問題意識を持たれているのか。
そんなことを情報交換するべく、1つ目の勉強会が立ち上がり、さらにそのうち教育現場に関わる方々で教育部会をスピンオフ開催しました。
さまざまな視点から「子ども」や「発達(特性)」を理解すること、発達以外の諸問題への対応を理解すること。
そうしたことが、これからのみつばちの活動の中で、子どもたちや支援者の皆さまに還元できるといいなと思っています。
何より、子ども支援について熱い方々と意見交換することはとてもとても刺激的で楽しい…☆
こうした活動も細々続けていきます。
活動報告が滞っておりましたが、みつばちはこつこつ活動をしています。
7月〜9月は、教員研修のご依頼を多数いただいている時期です。今日はその準備をしていました。
・合理的配慮って何?
・うまくいった合理的配慮って?
・クラス全体に合理的配慮をどう説明する?
・スモールステップの組み方のコツ
・ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」
・WISCの活かし方と限界
…などについて、我ら2人の経験と知見を擦り合わせました!
そして、やはり思うのは、
“発達特性のある子の気持ち・認知(世界の見え方)がわかれば、手立ての方向は見つかる”。
みつばちが大切にしたいことです。
ご依頼をいただく際には、お題(当日話すテーマ)もいただいています。そこには学校のニーズや思いがいっぱい入っています。
先生方のニーズに応えられるもので、そしてみつばちの大切にしたいことをお伝えできるもの。その準備を頑張ります☆
2019.02.27 AM
◆大田区 小学校
◆コンサルテーション
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はじめてお伺いする大田区の小学校でした。
「気になる子」の様子を行動観察させていただいた上で、コンサルテーションを行いました。
すでに様々な手立てを講じている。でも、これでいいのか、今後のことを考えてまだ打てる手立てはあるのか…。
そういった先生方の思いをうかがいながら、私たちの視点で子の状態・保護者の思い・学校の出来ることや資源・外部機関との連携などを整理。
そのうえで、児童精神科医の立場、臨床心理士(SC)の立場それぞれから、「ここは大事かも!」というところをお伝えし、その後の流れの見通しもお伝えしという、まさにコンサル。
日々こまやかにご対応されている先生方には、本当に頭が下がる思いです。
さまざまご対応を講じられており、その課題の整理や見直しに我らみつばちをお呼びくださいました。
一般的に「気になる子」として称される子は発達の課題を持っていることも多いですが、愛着の課題を持っていることも多くあります。(発達研修ユニットと銘打ってますが)発達のみでなく、愛着や家庭内の悪循環という視点からも先生方と一緒に検討させていただきました。
2019.02.20 PM
◆小学校・教員と保護者・60分
◆学校保健委員会
『発達障害って何だろう?〜体験を通して学ぶ「発達障害」〜』
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世田谷区の小学校の学校保健委員会にて、三木が上記のテーマで講演を行いました。
この内容は、私たちみつばちが、先生方向けの研修で何度も行ってきた体験型の講演です。
(ワークはみつばちオリジナルで作成しています)
ASDやLDなどの発達特性を持つ方の認知様式やよくある困りごとを体験を通してお伝えします。
“体験すると気持ちがわかる。気持ちがわかれば、手立ての工夫や支援の方向が見えてくる…”
それが私たちみつばちがこの講演に込めた思いです。
今回は保護者の方もご参加されるということで、小難しい説明はより一層わかりやすく改変し、大切なことがダイレクトで伝わるように手直しいたしました。
私たちが伝えたかったことが、伝わっていますように。
そして、発達特性を持つ子や大人へのまなざしが、より一層あたたかくなりますように☆
2019.02.20 AM
◆小学校・児童向け・45分
◆こころの授業
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小学校3年生2クラスに1時間ずつゲストティーチャーとして授業を行いました。
とってもキラキラした目でこちらを見つめてくれたのは、ちょっとクセになりそうでした…☆
こちらの学校はこころの授業にさまざま取り組んでおられる学校で、準備をするのが大変でしたが、とてもよい経験になりました!
2019.02.11
◆LD支援の勉強会
◆SCなど子ども支援に関わる心理士さんと
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初川とトラウマケア系の先輩とで、ずっとLDのアセスメントと支援についての勉強会をやりたいですねと言っておりました。
そして今日、「学習障害(への支援)てみんな困ってるよね。何かいい知恵ない会?」というキャッチーなネーミングの会を開催!みつばちの2人も参加してまいりました☆
LD支援は手探りながらも、ひとまずアセスメントツールがいくつかあるので、その辺りを共有しつつ、その後の手立てについての例もシェア。
みなさんそれぞれの現場で「どう支援したら良いか」「どこに繋げたらよいか」と頭を悩ませているので、そこも共有。
アセスメントや支援をする側として、目の前の子どもに何をするかという視点も大切ですが、義務教育段階を経た高校や就職という時期を見据えて、何が出来るか、何をしなければならないか(どう「支援歴」を積むか)という視点も同時に持つ必要があるね、ということ。
今ある支援策だけでなく、現状と課題も共有する、貴重な勉強会となりました。
ご参加された皆さま、ありがとうございました!
2019.01.16 PM
◆豊島区 区中研 特別支援教育部
◆中学教員・90分・講演
「発達特性を持つ保護者への対応」
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豊島区の中学校の先生方の研究会に
講師として呼んでいただきました。
「発達特性を持つ保護者への対応」をグループごとに事例検討を行い、先生方のアイデアをうかがい、三木が児童精神科医の立場からコメントをしました。
その後、対応の難しさの「背景」をご説明し、その上で、対応の工夫についてご提案しました。
先日作成した《みつばち》のチラシをご覧いただき、ご依頼をいただいた初めてのお仕事でした。
私たちにとっても、中学校の先生方で通常級、固定級、通級のそれぞれの先生方が一堂に会する機会での研修は初めてのことでした。
馴染み深い“小学校文化”との違いも肌で感じながらの、私たちにも学ぶところの多い貴重な機会となりました。
このご縁が広がり、中学校のご依頼をいただけるといいなと淡く期待しています☆
先生方、お呼びいただきましてありがとうございました!
2018.12.19 主に午後
◆小学校・ケースコンサルテーション
◆対象児童の行動観察、関係者(担任、管理職など)でケースコンサル
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都内の小学校で、ご依頼いただき、
みつばちの2人で行ってきました。
対象児童のみならず、環境としてのクラスの子どもたちという視点から、子ども同士の相互作用なども見つつ、
担任の先生の言葉かけや指示に対しての子どもたちの反応などを見て、何から整えるか(介入するならどこか)についてや、個々の気になる児童へ、現状の支援の確認やあったら良さそうな支援の提案などを行いました。
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今回、行ってみて思ったのは、教室のハード面等の環境因による影響の大きさでした。
感覚過敏のある子や発達特性を持つ子にとって、手立てを講じようにもなかなか難しい現実があるのだなと思いました。
手立てに関しては、先生方が既に取られているものがなかなかに素晴らしいので、その辺りをフィードバックしました。
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一度だけの観察、コンサルでは限界もありますが、お呼びいただきありがとうございました!
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発達研修ユニットみつばち では、
ケースコンサルテーションも行なっております。
予定などの調整がつけばということにはなりますが、よろしければぜひお問い合わせください。
2018.08.29PM
◆小学校・教員研修・120分
◆校内特別支援研修
『発達障害の子への支援〜理解と対応/保護者・連携〜』
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世田谷区の公立小学校にて、教員研修の講師を務めました。
こちらの学校は、今回初めて呼んでいただいた学校です。
内容としては、【活動報告 1 】の同日午前に行ったものとほぼ同じです。
ですが、初めてお会いする先生方ということで、内容のみならず、私たちや私たちの基本スタンスについても知っていただけるよう、じっくり丁寧に質疑応答含め120分で行いました。
初めての学校なので、どんな子どもたちがいて、どのような支援が行われているのか、わからないままにお話するので、緊張しましたが、先生方のあたたかい雰囲気もあり、とても和やかな研修会となりました。
研修会終了後に、先生方から「ちょっと相談したいことがあって…」ということで、短い時間ではありますがケースコンサルテーションも行いました。
実際のケースでは、発達の切り口だけでは対応しきれないことだらけです。
対象児にのみ支援をしただけではうまくいかず、クラス全体への介入の視点も必要です。
三木も初川も、これまでの臨床経験を元に、お困りの事柄を整理して、お伝えできることはお伝えし、(夏休み中の研修会の訪問でしたが)「いよいよ2学期が始まるんだなぁ…」と思いながら終了いたしました。
先生方、みつばちを呼んでいただき、ありがとうございました!
2018.08.29AM
◆小学校・教員研修・90分
◆教育相談研修
『要配慮児童に対する支援』
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世田谷区の公立小学校で、教育相談研修の講師を務めました。
こちらの小学校は、みつばちがみつばちとして発足する以前より、三木・初川が研修やケースコンサルテーションで呼んでいただいている学校です。(おそらく今回で4回目)
三木から児童精神科医の立場より
「発達障害の(擬似)体験」
「保護者は、病院で学校のことをどう語っているか(あってよかった支援、困った展開)」
について、
初川からスクールカウンセラーの立場より
「保護者との関係の作り方」
「他機関連携のコツ」
「クラスの中で、発達障害のある子にどう対応するか」
などをお話しいたしました。
みつばちオリジナルの「発達障害の体験」は、特にご好評をいただきました!
質疑応答も活発で、私たちにとっても、とても充実した、学びの多い90分でした☆
先生方、どうもありがとうございました!